2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

進学

大学へ行きたいという漠然とした思いはあったものの、行くためには推薦か自分で試験を受けるしかなかった。ぶっちゃけ、普通科とは違うカリキュラムな工業学校生は、試験をまともに受けても受かるわけもなく推薦くらいしか望みはなかった。 進路相談で先生に…

不祥事

高校時代にJWが沢山居たのにもかかわらず、クラスでは不祥事が多かった。しかもその不祥事にエホバの証人が無関係とは言えなかったのは残念以外の何者でもない。 ある時クラスで財布盗難事件があった。移動教室で他の教室に居る時に財布は無くなったらしい。…

嫌だったこと

少し考えれば解りそうだが、高校入学から突如馬鹿に見られ始めた。中学校の成績なんて自分から明かしたりはしないもの。しかし、高校だけはどこに行ったか知られない訳にはいかない。そうなると、偏差値が解り低い高校に行った者は「馬鹿」と烙印を押される…

楽しかったこと

混沌とした高校生活だったが、楽しくなかったわけではない。なにしろ、周りは勉強が出来ない子達ばかりなので、テストなどは簡単だし少し自分が賢くなった気がした。ただし、女っけはまったくない高校だったので、何も浮いた話はなかった。クラスにいる女子…

二世チョムス

驚くことに、クラスで一番悪いことをしている人間がエホバの証人の長老の息子だったりした。それは、私には初めての経験であったのでショックにも似た驚きであった。 また、女の子と付き合ったりして、素行が褒められたものでなく真っ先に私の中で「あの子は…

入学して驚愕

私の進学した実業高校(工業系)には近隣のJWが沢山来ていた。もちろん、実業高校ということもあり偏差値は40そこそこ下手すれば40切っていたかもしれない。頭が良い人間が来ているわけが無く、JWでもどちらかというと底辺の人々が集っている高校だった。 JW…

受験突入

いよいよ、受験期になったが私は不思議と勉強をする気が起きなかった。第二志望の実業高校には絶対受かるので、それを思うと現実の辛い受験戦争から逃げたくなってしまったのだ。当時は、嫌と言うほど母に勉強しろ勉強しろと言われていたのでそれに辟易して…

母の怒り

当初実業高校に行くことを母に語ると、烈火のごとく怒りだし「何でそんな低俗な所にいくの」と怒鳴られた。会衆の先輩も何人かその実業高校に進学していたので、私もその子達を引き合いに出してJW的人生を送るなら実業高校が一番だと言うことを力説した。父…

柔剣道問題

当時は自覚していなかったが、「私自身への親の期待」や「それなのに勉強に集中させてくれない」といった数々の圧迫がストレスになっていたのかもしれない。しかも、柔剣道の問題もあり、小心者だった私は先生に証言することが嫌でそれからも逃げたい気持ち…

成績

中学校の頃私は、上位とまで行かなかったが成績はそこそこ良かった。一応進学校と名が付く高校には進めそうだったし、私自身もそういう人生を送ると思っていた。現に上の兄弟2人は地元でも屈指の進学校へ進学しており、私もそこまでとは行かなくてもそこそ…

筆者の簡単なプロフ

筆者の簡単なプロフィールを 職業:社会人(某金融系営業) 居住:関西某所(関西移住1年11ヶ月目) 階級:JW二世・平信徒(もはや辞めたに等しい。あとは、届け出だけ位・・・) 年齢:20代 性別:男性 スタンス:JWの教義は全く信じていないし組織自体は…

JW二世的零的logとは

霊的と零的のレイをかけた造語です。決して間違えたわけではありません。JWとしての価値が0という皮肉も込めて命名しましたが、今後随時変えていくこともあり得ますので気長に見ていてください。

エホバの証人二世

親と生まれる場所は選べないというが、JW二世はまさにその典型といえるでしょう。私はJWの家に生まれたからといって、過酷な運命を辿ったわけではありません。しかし、ふり返ればJW故に辿った運命・体験もあります。この日記では、毎日起きるJW二世的人生も…