2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

JW用語

エホバの証人生活を長くやっていると、“世”という単語で世間一般を差別をしているような気がする。エホバの証人以外の宗教を全て“バビロン的”と一括りにしていう言い方もすっかりおなじみ。奉仕などをしているとおばさん姉妹がエホバの証人に批判的な家の人…

国際的一致

アテネ五輪が終わったようだ。余り関心がなかったので見ていなかったが、閉会式だけはたまたま見ていた。多種多様な国籍や民族が入り交じり、互いに抱擁して喜びを分かち合っていた。何かに似ているなぁ、と思ってた。その何かは去年の国際大会の雰囲気だ。 …

二世開拓者

そうえいば、二世開拓者って社会経験0で三十路になってしまってる人とかが居る。自分から言わせて貰えれば、アルバイトしかしてない人って社会経験は無いのと同じだと思う。こっちの仕事の苦労話をしていると、 社会出ると甘えが通じないからねー なんて脳…

JW日記

リンク元を辿ったりして、他のJWが書いている日記を回ってみた。皆さん凄い真面目な書き込みで明らかにJWを楽しんで日記を付けているのがわかる。小泉首相ではないが。会社も色々社員も色々。エホバの証人も色々、シモベもいりゃ平信徒も居る。そろそろ日記…

人事異動

9月の新奉仕年度を控えて、会衆内では新しい組織編成がなされた。私は特に真面目でもないので、前の係りに据え置きで特に何も変化はなかった。やはり、というか例の真面目JW君は大抜擢され3つの特権を貰っていた。うちの会衆では珍しく、奉仕のシモベでも…

神権学校

昨日は割当があった。最近は統治体の方針が変わって、第二の話は朗読のみとなった。しかも、たまにある第四の話は兄弟達の数に比して回数が少ないので専ら聖句の朗読が主な仕事となる。 正直な話、朗読だけは楽でイイ。練習時間も殆ど要らないし、簡単である…

ベテル

今度ベテルに行った友達が、私の実家に訪問講演に来るらしい。もうベテルを出ているのだが、まだ年若い兄弟だ。ベテルと言えば思い出す出来事がある。 私がまだ働いていた、数年前、あるイベントの関係でベテル家族と食事を食べたことがあった。やはり総本山…

久々に

大学に行った。休み期間中ということもあり、学校は閑散としていた。しかし勉強している子はしているようで、私の友達とかには遭った。皆、国家公務員Ⅰ種や日本銀行や電通に受かっており、びっくりしてしまった。自分の身近にそんな人が居たとは。また改めて…

書籍研究

今日は、4週間ぶりくらいで書籍研究に出てきた。群れの司会者が大学生に理解ある人なので結構休んでも何も言われることがない。そんな日もそろそろ無くなってきそうになってきた。 群れの編成替えがあったのだ。新年度を前に良くある話だが、司会者の負担が…

食事の交わり

そろそろ回顧が現在に近づいたので今日からは自分の現在の日記を付けることにする。 今日は訪問講演者が来たため食事の交わりがあった。午前中の集会が終わった後、近くにある寂れた喫茶店で食事を招待することになった。寂れた喫茶店なのにわざわざそこで招…

民間への就活

私は遅れた分を取り戻すかのように精力的に就活を始めた。GWを過ぎると既に順調な就活をした人達は、内定を決めて学校へ戻ってくる。悠々自適に校内を歩いているのだ。私はそういう人達を横目で見ながらもスーツ姿で就職課や図書館やら色々走り回っていた。 …

二世的就職活動

二世といえば就職も分かれ道。私の同級生はプー太郎が殆どであり全時間の職に就いているのは一握りであった。また、仮に全時間でも集会に交わる真面目者は一握りであり殆どは不定期であった。 確かに、今のうちはいいだろう。若いうちは親の援助もあるし、そ…

後輩

大学も何年か経つと後輩達も入ってくる。私の周りにも、後輩達が何人か入ってきた。私たちの学年は悪く言えば不真面目なところがあったのでテストと大会期間が被るとその週は行かないで次の週に出かけるということもままあった。 しかし、後輩達は忙しくても…

新長老

新しい土地に来て慣れてきた時、会衆に新しい長老が入ってきた。その長老は権力者らしく皆が平伏していた。普通の兄弟と違って入る前から噂が伝わってきていた。入るやいなや、主宰監督は彼に交代になり会衆の雰囲気が変わってしまった。 会衆の事を何も知ら…

一世とは

JWの一世にはキチガイが多い気がする*1。鬱病だったり、社会不適応者だったり、貧しい出の人だったりして。そう言う人達が率先して真理を聞いた。そもそも生活の中で何か悩みを抱えてない人に宗教を学ぶ人がいるのだろうか。お盆とか葬式程度の宗教観ならと…

二世のキモチ

回顧録を少し中断して近況など。二世の気持ちというやつだ。最近、姉が出張のついでに我が家に泊まっていったのだが、その時二世の話になった。 どうして姉は辞めていないのか?どうして姉は疑問に持たないのか?ということを色々話したのだが一言で言えば姉…

ラボラトリー

大学に在籍している間は、集会にももちろん定期的に参加していた。が、その一方学校では今までの自分が試したこともない事に色々手を出してみた。せっかく与えられた本当の意味での自由を活用して、これからの自分の生き方を探してみることが目的だった。こ…

気づいた点

今まで実家に居た時は、この組織の事など考えもしなかった。それを考えることが悪だと教わっていたからだ。入ってみればある種のマインドコントロールなのかもしれない。お金を取ることが悪い事だと幼い頃から教われば、それが悪いと思うようになるのと同じ…

確執

同級生と上手くやっていこうと思ったのだが、実際そう上手くはいかなかった。大学生ともなると「私は私」というスタンスになり、個性が思い切り発揮されてしまう。そうなるとこちらが幾ら合わせようと思っても合わないものである。 最初の一年間くらいはそこ…

不安と期待

大学合格後、親も全面バックアップを約束してくれて晴れて東京での一人暮らしが始まることとなった。両親の片親は大卒なのでやはり大学に進学して欲しいのが本音だったらしい。母親は高卒だったので、コンプレックスもあったようでそういう意味で大学進学は…

大学への道

一年くらい経ったある日、私は決意をした。どんな困難があっても大学に行ってやる!と。どれだけ回り道でも時間がかかってもいいから自分の夢を成し遂げたいと決意した。それからというもの血の滲むような努力を続けた。仕事で帰ってきても遅くまで勉強をし…

暗中模索

同窓会などで友達に会う事があった。中学校の時「アホ」と言われていた子ですら大学を出ている事実に驚愕した。クラスで大学を出ていないのは私と他数人だった。その事実に打ちのめされ帰途に着いたものだ。 それからは兎に角大学に行きたくて仕方がなかった…

結婚を見据えて

しかし、恋愛をすれば当然その先に結婚を意識してしまう。当時私は、会社を転籍しており造園はもうしておらず事務の仕事をしていた。造園の頃に比べると自分でも誇りを持てる仕事でありやり甲斐もあったのは事実だった。だが、如何せん給料が少なかった。全…

プライベート

仕事はあんまり楽しくなかったが、プライベートは最も充実していた時期だったかもしれない。丁度働き初めて数年で二十歳を超すことになる。このころになると周りの人は学歴とかではなく“人”で判断するようになるからかもしれない。今までは頭さえよければ周…

大学への憧れ

職場には一人、元開拓者で一流国立大を出ているA兄弟が居た。今は疲れてしまい集会に行っていないようだったが、頭もよく造園の仕事もすぐ覚え、造園の各種難関試験を簡単に突破した凄い人。でも、身分はアルバイトのままでいた。 私はその人と話をするのが…

集会との両立

週4で働いているので、辛いと言っても4日働けば楽な日が待っていた。集会は一日だけ仕事と当たるので、そこだけはどうやって帰ってくるか思案どころだった。とはいえ、造園は日が暮れたら仕事ができないのであまり集会に遅れることはなかった。昔は集会に…

就職先

造園屋に就職した私は、早速4月から出勤した。零細企業なのでもちろん入社式などもないし、社員皆の前で挨拶したくらいだった。会社というより、建築現場の掘っ立て小屋と言った方が早い社屋の前で、怒鳴られながら荷造りをしたのが今でも刻銘に思い出され…

社会への求職活動

生まれて初めて社会に出ることになった。勿論、誰だってバイト位はしたことはあるだろうが、それが片手間か本業になるかは大きな違いである。 私も初めて社会に出るということで、責任が大きくなるのでは?とか失敗は許されないのでは?などと不安になってい…

出会い

そんな学校ではあったが、良い出会いがあった。大学を卒業してから家業を継ぐために専門学校に来ている人もおり、そういう人は高校から進学してきた人に比べたらずっと大人だし器も大きいし、私たちとは別の人生を歩んでいたので話が面白かった。 海洋系の大…

進学しても

JWの悪しき行いを見て育った青春時代は終わり、社会へと一歩近くなった専門学校へとコマを進めた。公的な土木の専門学校でありお金が安かったのは助かった。しかし校舎は激古だし、着てる制服が地味な色だったので、まるでどこかの刑務所に入れられたかのよ…