あっという間

 時が過ぎるのはあっという間だ、もう9月になってしまった。恐らく今年も大会とかがあったのだろうが、JWをしていない自分からしたら全く動きが分からない。たまに、実家の親から地元の会衆の様子を聞くことがあるが、それも本当にたまにだ。

 子供が出来て、家族がいると親も遠慮してきてなかなか踏み込んだ話をしてこない。一時期JWぽい話をしてきたことがあったので、キレてみた。証言をされたら、自分の嫁の性格からして断らずに聞いてしまいそうだったからだ。入信なんぞはしないとは思うが、やはり影響を受けるのが嫌だった。

 せっかく脱JWしたのに、変な形で外堀を埋められてまたJWに戻るなんて結末になるのはごめんだ。それに、JWもなんというか心がけやら倫理的な話を聞く分には害はないと思っているが、やはり生活習慣に影響を与えたり仕事の仕方に制約をもたらすところは癖のある宗教だ。

 自由気ままで土日は何も気にしないで旅行の予定を入れたり、昼まで寝ていたり出来るのも脱JWしたからだ。何が悲しくてMBAのような成果もないのに集会なぞに付き合ったり奉仕をしなければならないのだろうか。

 どうでも良い与太話の一つだが、実家の母親が私に電話である若い姉妹の話をしてきた。その姉妹は私も知っている。小雪みたいな顔した透明感がある綺麗な子だった。姉妹は、高校を卒業して、難関の試験を突破して地元で有名な企業へ高卒ながら入った。

 しかし働いて数年でそこを辞めて開拓者に。開拓者になって、効率が良くて働ける職場を、と祈っていたら、某財閥系商社の人たちが退社したあとに集うサロンの受付嬢のアルバイトが見つかったらしい。某財閥で働けるし、時間の融通はきくしで、これもエホバだわと親が言っていた。

 だけど、、、若くて見た目が綺麗で気が利く子ならば、別にエホバ関係なく採用されるし、第一、その採用だって所詮アルバイト。親は、某財閥だからということで、世でも立派に成功していると強調していたが、、、アルバイトを成功といわれても、と思い痛烈に反論しておいた。

 世の中の大企業で最前線の仕事をして百戦錬磨のつわものたちと切磋琢磨していたら、JWの中での活躍なんてアリがゾウに自慢をしているレベルの差がある。母親も世の中で働いていないので余計そういう格差が生まれてしまうのかもしれないが。

 そんなこんなで9月にもなったが、特段変わったことも無く、相変わらずの脱JW日記なのでした。