生け花

Arlecchino2004-11-09

 書籍研究で一回も注解をしなかった。別に他意はなかったんだが、ついつい手を挙げそびれてしまったという感じ。手を挙げないとその後の交わりが少し微妙。
 それはさておき、講演者の花というのをご存じだろうか?どの会衆でも演壇の傍らに、飾りとしての花があるように思う。うちの会衆はそれが各群れ当番制になっており毎回頭を悩ませる。花は少しだけでも高いものだ。そこでうちの群れでは造花を2つくらい買い、それをローテーションで交互に飾っている。一々出費しないで済むのでリーズナブル。今回は、出張講演者が来るからということで造花を生花にしようという話し合いだった。
 確かによそから来るなら、その人を歓迎するという気持ちは解るが、それを生花にしなきゃいけないというのはどうなんだろう?大体あの出張講演を頼んでいるのは我々庶民*1ではない。お偉いさん同士の接待みたいな意味合いがある。しかも、その金だけは我々の寄付から出ている。接待費も出させられ、且つ花のお金も出させられるのはおかしな話しだ。
 特に、偉い人*2ともなると「笑っていいとも」かと思うほどの花が飾られる。花とも似ているが、そうういう講演者の後は挨拶の列が出来る出来る。いつも講演している兄弟とかの場合はそっぽを向いているというのに。不思議な光景だ。偉い人とそうでない人とは差別・区別しないというなら、いつも同じ態度で居て貰いたいものだが。
 きっと、こういう気持ちも私がこの組織で偉くないからというのもあるのだろう。国会議員でもそうだが、偉くなってからも初心を忘れていない人はあまりいない。山本○太議員などは、実にクリーンで誠実そうだが、彼がまだ下っぱだからああいう視点を培えるのかも知れない。何れにしよ、汚れた世の組織ではない真の神の組織というのなら、もっと公平な扱いを。

*1:たまに、庶民

*2:元巡や、その地域でのお偉いさん。