真面目な分析

 例の「良心の危機」を知り合いが読んだようで、この前その話になった。私はつい、言いそびれて読んだとは言えなかった為、その人から懇々と「良心の危機」について聞かされることに。結果、友人があの本をどう捉えているか知ることができた。
 友人は、元々真面目な人間で組織のこと、この宗教のこと等を色々考えているようだ。それ故、この本を見たらもろに衝撃を受けた。二世なら一度は名前を聞いたことがある有名な兄弟達裏の顔とでもいうのだろうか、それを知ってしまったからだろう。
 勿論書かれていることが全て真実というわけではなく、多少思い入れが入っているので話半分位に見るのが丁度良いと思うのだが。如何せん、根が真面目な人なので何事も正面から受け止めてしまうようだ。
 一時間くらい、友人の思うところの「良心の危機」話を聞くことになったが、私の中ではそれが例え真実だったとしても、そんなにJW像というかJW全体への見方は変わらない。元から、地元の会衆で人が権力闘争で揉めるのを目の当たりにしてきたので、そういうことが本部であってもおかしくないと思っていたというのもあるだろう。
 とはいえ、各個人個人でこの話に整理を付けるのはなかなか難しい事。二世はいつまでもこの問題に突き当たっていくんだろうなぁ。