死後の世界・・・

Arlecchino2004-12-10

 以前話していた、会衆の A姉妹のお祖父さんが亡くなったらしい。訃報を聞いてお祖父さん方の実家である北海道に行ったようだ。報告のメールが来ていた。
 メールでは、これで祖父祖母たちが全員居なくなったと書いてあった。だから、祖父たちとは楽園での再開待ちと。うちの母親もそんなことを言っていた。私が小さい頃に祖父が居なくなってしまったので詳しくは知らないが、聞いている限りでは母がJWになる前だったらしい。
 JW界隈では、死んだ父に会いたいとか死んだ母に会いたいとかいう話をよく聞く。うーん、仮に復活というモノがあったとして、期待通り復活するのだろうか?JWに接していない人は不義者の復活と称して復活があるが、真理を聞いたのに聞く耳を持たなかったら復活できないのではなかろうか。
 百歩譲って、真理を聞いていたJWは全員復活するとしても、今付き合いがあるのに献身していなかった祖父たちは復活するのだろうか?JWの教義通りだとしないような気がする。しかし、笑顔で復活復活と言っている姿を見ると「しないんじゃないの?」とも言えない。まぁ、内心解っては居るのだろう。だけど、して欲しいと願っているから上記の様なメールが来たりするのだ。現実に目を背けたい衝動。
 復活。そんなに素晴らしいモノなのだろうか?結局復活とはいうものの、実際接した事がある人ではなく、赤の他人が生き返らされている事には違いない。JWの教義からすると全く同じ細胞を再生させてくれるわけではなく、似たように作り直されて情報を移し替えるだけ。いわば、パソコンを同じスペックで作りそこに入っている情報を再インストールしているのと変わらない。何か無機質だ。全能の神ならもう少し気の利いた復活があっても言いように思う。
 そういえば、昨日の入信の動機ではないが、一世の入信者は身内無くしている人も多いなぁと思う今日この頃。亡くなった家族に会いたいという願いが入信に気持ちを走らせているのかもしれない。