ブログやサイト

Arlecchino2004-12-11

 協会はこういうブログを閲覧することはもとより、つづることは禁止している。サイト構築もまたしかりだ。地元に居たときはまだインターネットがここまで普及しておらず、ダイヤルアップで接続してちまちまと見ていたものだ。
 当時は組織に隷属していたので、こういうサイトは検索でちらっと興味本位で見たが、最後まで見ることはなかった。そんな自分が今こうしてブログを書いていることが不思議でならない。きっと協会がブログやサイトの閲覧を禁止しているのは、組織にとって不都合な情報が多いからだろう。
 そんな規制にとらわれずブログを付けている人が結構真面目なJWでも存在する。私は今2つのブログと1つのサイトを定期的に見ている。リンクを設けるとその方々に迷惑がかかるので*1リンクは避けるが紹介だけ。
 サイトでは、Yahoo!の「エホバの証人」検索でも簡単に出てくる有名なものがある。サイトの雰囲気の明るさや、情報・コンテンツの充実度が好きで定期的に見ている。管理人もしっかりとした管理体制を取っており、何よりお偉いさんの内部告発などもあり興味深い。
 ブログの方はといえば、一つは余り活発ではないが組織に何とか止まろうと常に自己葛藤している人のもの。素朴な日々の行動から、楽しかったこと悲しかったこと。集会での嫌なこと等を素直に綴ってあり読みやすい。自分なりにこの組織から脱却は出来ないと悟ったようで、どうにかして組織の中での自分の立場や位置を見いだそうとしている感じ。
 もう1人の人は超真面目なJW。開拓者で、日々の奉仕や自分の仕事のことや趣味のことを書きつづっている。お洒落でこだわりさんらしく、結構それに類する記述が多い。真面目なので私のような人間とは気が合わなそうだが、外から見てる分には私に関係がないので面白く見ている。真面目な人は真面目な人でその組織への意見など面白いものだ。
 正直、背教に熱心なサイトは「ご苦労様です。必死ですね。」としか思えないし神学的なものに熱心なのは「ふぅん、調べてて偉いですね・・・で?」という感じになる。恨み辛みが多いブログは、自分がそうでないせいか余り共感できるとことがない。等身大で気取らずJWについて(否定的にせよ肯定的にせよ)伸び伸びと書いてあるサイトやブログが好きである。これは、個人の趣向だが。
 こうしてネットの世界からみると、JWといえども人間。三者三様というかいろいろな人がいる事が解る。決して集会では本音を漏らさないこの組織だからこそ、こういった裏での本音の吐露が面白いのだろう。

*1:私のように見てほしがって書いている人もいるが、プライベートで書いている人もいるので。日記がこれからも更新されることを望む私としてはそっとしておきたい。