終わりが近い?!

Arlecchino2005-01-20

 昨今JWの中で中国がJWを容認したという話が広がっている。ネタ元はこれ
中国、宗教を条例で政府関与合法化
確かに宗教を許す法律ができたので、一見すると宗教はOKになったのかな?と思える。が、この一文がくせ者。

条例は「国家統一や民族の団結、社会の安定」に反しない限りで信教の自由を認めるとの原則を強調しており

とある。戦前の日本と同じで国体の為に、人の人権を制限できる一文。つまるところ宗教について明文化しただけで、さして、状況は以前と変わらないのではないだろうか。特にJWのように兵役拒否をする団体は中国のような国にとっては非国民同然。脅威以外の何者でもない。すんなり許すとは思えない。もし、中国が許すならそのまえに、もうちょっと緩い韓国が許しているはず。この記事でも「規制を強化」とある。そう解釈するのが妥当だろう。国家統一に反すると言われたらそれまで。一応先進国らしい事をしようと思いこういう条例を作成したのかもしれない。
 つまり、このニュースだけをとって直ちにJW解禁だ!中国はJWが増えるぞ!1000万人とか来年増えるかもしれない!などという期待を抱くのは早計。でもまあ、周りのおばさまたちの反応を見ているとどうも解っていらっしゃらないご様子。どうやら、終わりはまだ遠いようだ。