お別れ会

Arlecchino2005-02-02

 会衆の同級生とお別れ会をした。友達が知っている洋風居酒屋で。もうすぐ全員会衆を出てそれぞれの進路を選ぶためだ。私の同級生は開拓奉仕をして頑張りますなどという子はおらず、皆全時間の仕事をする子ばかり。そんな子達とゆっくり話をする最後の機会だったかも。
 あまり霊的に見られない同級生達だが、その奥底に秘めたる願いが沢山ある事を知った。やはり、世で働く決意をしている子は「エホバが〜」とか「聖書が〜」という意見が多い。決して、「協会が〜」とか「長老が〜」とは言っていない。長老や協会という不完全な人間に盲従的に付き従えば明るい未来が開けると思っていない為だろう。
 話が進んで、段々会週内の話になったが、今の会衆は頑張ってようやく集会に来た人に鞭打つ環境らしい。私はそう感じなかったが、それはコンスタンスに出ているからであって、殆ど出ていない子に取っては、たまに来た集会で叱られるのは耐えられないのだろう。
 勿論たまにしか来ないのに、なんの取りなしもしていない子に原因もあるのだが、やはり長老達が本当にその子の霊的状態を察しているならば、暖かく声をかけてあげるのが一番良いのではないだろうか。それなのに叱責をする「なぜ集会にこなかったのだ?」と。
 その子達とずっと話していて、思ったのは、こういう子達が居るならJW組織も暗いことばかりではないのではないか?ということ。こういう子達に続いて、きっと将来的に霊的なこともしながら世の中で成功する若者が沢山出てくるだろう、その時にこの組織も少しは変わるかもしれない。
 しかし、仕事もしないで適当に遊んでる開拓者や、ろくに勤務経験もないのに威張っているMTSが居るのも事実。どうやら、この組織が改革されるにはもう少し時間がかかりそうだ。
 今は、一緒に巣立っていく同級生達に明るい未来が訪れることを祈るばかり。