配属先

Arlecchino2005-02-10

 昨日配属先の決定通知がきた。どうもそれによると、私は関西圏に行くらしい。10中8,9は関東と聞いていたのだが残りの1,2で関西になるようだ。関西・・特段なじみもない土地で思い入れも無い。帰省で通ることはあるが、あんまり降りたことはないし。関西でもどこになるかはまだ未定。取りあえず関西の某所に配属されるらしい。やはり営業課。意外といえば意外だが、あり得ないことでもなかっただけに余り驚いていない。むしろ新しい土地ということで期待がある。住めば都。
 他に給料の振り込み先や交通費の請求、社員証の写真書類みたいなのが入っていた。こういう書類が来ると否応なしに社会に出ることを感じる。一度出たことがある身なのでさほど不安ではないのだが、やはり新卒ということでは緊張するものだ。
 自分が初めて社会に出るときは心配した。今年はこうして遊んでいられるが、来年のこの時期自分はなにをしているのだろうか?など色々。しかし、実際社会に出るとなんて事はないありふれた日常が待っていた。そんなものかもしれない。
 大人は偉そうに働いていることを自慢する。しかし、実際社会の9割9分くらいの仕事は誰でも出来る仕事が多い。さも大人の特権かのように語る人がいるが、結局やってることは学生時代と本質は大差ない。勉強とは確かに違う所はあるが、その背後に流れているものは結局同じ。社会に出たからってものすごく大きな変化が来るわけではない。
 しかし、一つ言えることは自分が知らない才能が開花するということだ。社会に出ると「いやです」が言えなくなる。そうなると今まで逃げていた事も逃げれなくなり、嫌でも取り組むことになる。そうすると意外と自分が食わず嫌いなだけで実は好きだったり得意だったりすることも多い。そういう意味では社会に出て全時間労働することは有用だ。これから社会に出る皆様もそういう事を期待していいと思う。
 配属先も決まったし・・家探しをせねば。