勘違い思い違い

Arlecchino2005-03-10

 もうすぐ記念式。友達が「記念式の日はなぜ満月なんだろう?」と幼い頃考えていたそうだ。まあ、満月だから記念式が行われる訳でたまたま満月な訳ではないのだが、それを知らなかったからいつも記念式の度に月を見ては凄いと思っていたとか。
 そういう系の勘違いって誰でも一つや二つはあるのではないだろうか。私の場合は祈りの最後で「二つの集会を閉じるにあたって・・・」という所の“二つ”の意味がわからなかった。折しもその時近隣にも集会場があり、そこでも同じ時刻に集会が行われていたのでそこの会衆と、うちの会衆で二つの集会なんだなと勝手な得心をしていた。真実に気がついたのは小学生高学年。
 もう一つの勘違いは公開講演の後に司会者とかが「皆様のごゼイチョウに感謝します。」といういい方。あれを私は「セイチョウ=成長」と考えていて、「そっか、皆もこの話聞いて成長できたんだな。」とこちらも妙な得心をしていた。それも勘違いに気がついたのは小学生高学年。アホな幼稚園時代だった気がする。
 よく聞く話だが、私の場合冗談抜きで「月極駐車場」は「ゲッキョク商事」とかいう会社があり全国チェーンで駐車場の運営を行っていると本気で思っていた。北は北海道から南は山口まで行ったことがあったが(小学生時代)それでも行く先々に月極駐車場があったのでそう勘違いした。真実に気がついたのは中学生くらいだったかも。

周りが勘違い思い違い

 勘違いといえば、周りが勘違いすることがある。この組織独特の表現を使うことが多い。「証言」とか「統治体」とか「道すがら」とか組織内では普通に使われているが、対外的には「?」と思われる表現も多い。「交わり」という言葉がある。この交わり。一般的には性交渉とかの時に使われる事が多く、あまり耳なじみがない。
 知り合いの兄弟で男女共学だけど、教室が男女が違う高校に通っている人がいた。そういう環境なもので、男女が口をきくことは滅多にないようで、たまに体育とかの時にすれ違って話をしたりするくらい。
 男子の方にはその兄弟、女子の方には同じ会衆の姉妹がいたらしいが、ある時男子と女子がすれ違う時がありその時その姉妹が「○○君、また交わろうね♪」と皆の前で大声でにこやかに呼びかけたそうだ。周囲は騒然として、その兄弟は以後卒業まで「交わり」について冷やかされ続けたという。
 JW内では当たり前だけど対外的には耳慣れないので、いろいろな形な勘違い思い違いを生みそうな言葉、まだまだありそうですね。