不意の訪問客

Arlecchino2005-03-28

 引っ越しして数日。やはりどこに行っても居るものは居るんだなと感じた話。家はオートロックなぞない簡素な家なのだが、朝も早い10時くらいにドアをノックする音。NHKか何かかな?と思って「はい」と応えると

このご近所をボランティアで回っている・・・

という声。明らかにJW。まだ新会衆に交わってないので私がここにいることを知らないのだろう。焦った。ここで拒否したら問題だし、かといってJWですといえば集会にいかなきゃいけないしで少し考えた。
 3秒くらいで脳内が高速に回転して

えーっと、俺友達なんで・・留守番なんです。ごめんなさい。

と断った。前証言した時、家の人に言われた時に「じゃあ仕方ないか」と結論して帰った一言だったのでこれで通じると思った。すると

家主の方だけでなく、全世界の人々に伝えているので・・

などと切り返してきた。これは焦った。たまにいるんだな、こういう断ってもすかさず証言してくる系が。おばあちゃんとかが「今、若い者がいねぇから帰ってくれぇ。」とか言ってるのに「私たちはお子様だけでなくてお婆ちゃんにもお伝えしてるんですよ〜」とか言って食い下がる人。声の感じと除き穴から見たら若い感じだが・・・なかなかへこたれない女性だ。意を決して

ああ、俺もきょーみねーから、いいっすわぁ!帰って。

と多少ヤンキーっぽい口調で演技。さすがに、これには参ったようでお引き取り頂いた。声色を変えたけど・・これからこの区域の集会に交わったらばれないだろうか。それが少し心配。
 もし聞かれたら「大学の友人に留守番頼んでいたので」と言ってみよう。どうせ声まで覚えていまい。