社会人のマナー

Arlecchino2005-04-06

 入社して数日経つと、大分慣れも出てくる。そうなると講義中にうつらうつらとかしたりね。今まで学生だった人達には辛いだろういきなり寝るなと言われても。とはいえ、それが仕事というやつなのも事実。
 私も昔JWの集会で眠くて困ったことがあった。ついつい寝てしまうのだ。公開講演が始まって気が付いたら歌になって。歌で目が覚めるかと思ったけど、全然目が覚めなくてそのままものみの塔になってる。で、祈りが終わったら目がランラン。当然家に帰ったらムチムチのラッシュ。
 何故眠くなるか解らなかった。色々試したりしたけどそれでも眠気は覚めず。気が付くと落ちている。母親の手がトントンと私の膝を叩く。それは「1回目」の合図。どこでもあるわけではないだろうが、JW二世の家では「何回寝たらムチ」っていうルールがあったりして。私の家も例外なくそのルールはあった。我が家は三回でムチ。寝てないつもりでも、いつのまにか寝てしまってトントンと膝を叩かれるとドキッとする。2回目で王手。これ以上寝たらだめだ・・と思いつつも落ちてしまった。そんな時初めてムチの恐怖で目が覚める。これが一番いい眠気覚ましだったきがする。
 子供の頃から二十歳手前まではとにかく眠りまくった。親が眠りの病気かと思うくらいに。で、二十歳くらいに寝なくなったのだがなんでか解った。話の内容に興味がないから。義務的に聞いていたから。事実映画とかドラマ見てるときは全然眠くならなかった。二十歳くらいに真面目JWになった時は予習とかも入念にしていたし参加意識を持っていたので、自然と眠気がなくなっていた。何事も興味があるかないかで決まるのですね。
 それ以来は鍛えて興味がない話でも寝ない術を身につけた。それが今社会に出ても役立っている。つまらん話でも妄想して気を奮い立たせて。今日も会社の講義を聴きながら違う話を熱心に考える日々。眠気と戦いながら。