お付き合いの範囲

Arlecchino2005-04-08

 会社にはいるとお付き合いってものをしなくてはイケナイ。子供の頃は知らなかった範囲の世界を思いもかけずすることになる。
 例えば夜の世界。前の会社に居たとき、二次会からはお姉ちゃんの居る店で飲もうと上司に誘われたことがあった。当時真面目JWを標榜していた私としてはその誘いに乗るわけにも行かず断っていたっけ。そこで「こいつはつまらん男」という烙印を押されてしまった。今でもそれが思い出される。
 どっかに出張とか行ったときの夜は当たり前のように風俗街に繰り出す「君はソープ行かないの?」と聞かれた。「ええ、行きません」とか答えたけど、今思えば相当空気読んでなかった気がする。行かないにしてももうちょっといい方があったな。最初が肝心だから、そういうことを断ると結構その後の付き合い方が辛い。
 別に職業が低い仕事だから、風俗に行く訳ではない。関係ないのだ。綺麗な職業でも風俗は当たり前。一回働いてみると解るけど、結構夜の商売と絡むこと多いのだ。外国行ったときは先輩社員が率先して売春ツアーをさがしていたのを思い出す。生々しい表現でその時の様子を嬉しそうに報告してきたときは、さすがに少し引いたけど(笑)こういう話すると「そんなことはない!風俗行く人はごく一部!」という反論を受けるかもしれないけど、それは上辺では確かにそんな感じ。実際は男に生まれ変わって、会社に入ってみてくださいと言ってみるのが私の回答。
 勿論こういうことしない人も居るけど、する人もいる。それが直属の上司とかだったら付き合いの範囲に含めないといけない。上司がそういう人でなかったら関係ない話だけど。今度の会社でキャバだの風俗だの誘われたら取りあえずは「はい」だなぁ。実際むこうに行ってするしないは別としても。社会のお付き合いってのは難しいのです。