なぜ宗教に

　今日は微妙に出勤日。とはいえ、世間は休み気味なので仕事も進みようハズがない。先輩もちょっとやる気がない気がした。
　そんな折り、会社で昼休みに話していたら同期の友達が宗教について話していた。発端は週刊誌にあったどっかの新興宗教とか、この前あった、関西の牧師さんが犯した犯罪についてとかだった気がするが。ともかく、その内一人がこう言った

なんで宗教なんかやるのかな、やってるやつらの気が知れないわ

すると近くに居た子が

だめだよ、宗教の事とかやたらに話さない方が良いよ、この中にも信じている人が居るかもしれないし

と言う。私も、全然興味がないけどというふりをしながら参加してみた

大丈夫だよ〜、日本にそんな過激な宗教なんてないっしょ。

最初に発言した人が

過激っていえばさ、世界では宗教で殺人おきるんだもんね、解らないよなぁ。何でそこまで信じられるんだろう。

私も概ね同意なのだが、それについて一言くわえた

きっと、僕ら日本人が宗教を信じられない適当な所があるように、向こうは180度逆に信じてるんじゃないのかな？

というと皆、何となく納得。日本人は、クリスマスと正月を両方祝う変わった民だ。きっと、イスラムの方や敬虔なカトリックからは信じられない暴挙だろう。それを向こうが理解できないのと同じで、私たちも向こうさんの宗教の熱心さを理解できないのだ。まあ、そんな話をしているうちに、その宗教話は収まっていった。
　何故、人は宗教にはまるのだろう・・・。ある程度国民をまとめる為の一つの指針の為とか、神が居るから信じたくなるとか、色々な説はあろうが、私は全然信じることが出来ないので、それらの気持ちがイマイチ解らない。日本人ということを差し引いてもだろう。
　仮に神は居るとしても、JWがその神から任じられた唯一正統な組織かどうかはイマイチ解らない所。矛盾点も多い*1し、ミスも多い。それらは全て、不完全とか光が増し加わるとかでごまかされてしまうのは少し勘弁。もっと納得いく理由が欲しい。今、この疑問を会衆の長老などに向けても答えてくれまい、それよりきっと背教扱いで葬られるだろう。まあ、実際そこまで聖書に興味がないのが事実。聖書についての真偽を見極めると言っている時点で、相手の土俵にのっかっている気がする。私は私の仕方で幸せを探したい。自分の土俵の上で。

*1:JWは不利な材料には答えてくれない。例えば、昔は神が人殺しを公認しているということについても納得いく答えは返ってこない。昔は戦闘状態だったからいいとか、異教の相手だからいいとか。今でも戦闘状態はどこでもあるし異教は沢山居ますが・・・。