決別の時

Arlecchino2005-05-06

 友達が、JWを離れるそうだ。確かここ数年集会に来ていなかったので実質的には離れているも同然だったのだが、今度引っ越すことになったみたいでそれを機会に集会にもいかないし、住所も教えないつもりらしい。友達の親もJWだったのだが、親も最近は集会に行っておらず親もこの引越を機にJWと決別するらしい。といっても断絶宣言はしないみたいなので、やんわりと消える自然消の運びとなる模様。
 周りとの軋轢を少なくするという意味では自然消滅が一番良いのかもしれない。ここ数年で何人か消えた人を見たが、大体自然消滅が多かった。親が地元に交わるのに堂々と排斥された強者もいた*1。あれは、自分はせいせいしているんだろうが、親が少し可哀想な気がする*2。狂った親といえども、一応は配慮してあげた方がいいような。
 その友達、性格も明るいし顔も整っているし、十分世の中でやっていける人だ。少しだけ浮世離れしていたが、それはJWだったからと言うわけでもなく、恐らくその子の固有の性格な気がする。
 今は引越準備で忙しいそうだ。新しい地へ行っても頑張って貰いたい。今度はJWとしっかり決別して、素直な自分を出して親御さん共々一つの家族として旅だって頂きたい。

*1:誤解があったようなので一言断っておくと、排斥者や断絶者を自己中呼ばわりする気もないし、そうも考えていない。ただ、私が個人的に周りとの調和を重んじたいだけ。断絶したい人はすればいいと思うし、留まる道を模索する人は模索すると良いと思う。

*2:尤もこれには、JWを善悪二分で考えたとき、善か悪かという前提で大分結論は異なってくる。多少でも善と思っていれば、周囲との調和を重んじるかもしれないし、完全な悪と捉えていれば自分を殺すと考えて、親や家族に配慮するのは耐えられないかもしれない。私は、JW自体を善とは思ってないものの、私自身は親がJW以前に一人の人として尊敬出来る人間なので、それを善と捉えて、つい親や家族への配慮を考えてしまうのかもしれない。