不義者の復活

Arlecchino2005-07-02

 現役JW信者の間では、この前の研究記事が話題のようだ。どんな話かと言うと、不義者の復活。一頃前まで、神の教えを知っているにもかかわらずそれに逆らった人間は復活の見込みなしということだった。しかし、新しい研究記事に寄るとコラが復活するそうだ。コラ・・コラって確か、かなり偉い地位に居たのにモーセとかが相応しいかどうかということで異論唱えて滅ぼされた人だったような。
 あの時代が本当だったと仮定して、神の声が聞こえて神の奇跡が見れた恵まれた時代なのにその時代に逆らうって相当凄い気がする。ソロモンも復活するとか言うし、ソロモンなんか今で言えばアメリカ本部の会長の息子みたいなもの。それが、最後に背教したり姦淫して亡くなっとしたら果たして復活するなどと言われるだろうか?コラは今で言えば支部の構成員くらいか?その人が本部に逆らって、論議を唱えたらそれは本部からしたら背教者扱いでもされて復活できるとは間違っても言われないだろう。
 あの時代は聖書という書物がなかったから、それを差し引いて見るべきだと友達のJWが言っていた。だから、ソロモンやコラの行為はある程度差し引いて見るべきなのだということらしい。聖書という便利なものがなければ、信仰を抱きにくいだろうということらしいのだが、聖書がなくても神の声が聞こえて奇跡が見れたら、それって単なる紙っぺら見ているよりも全然凄いことなのではないだろうか?
 リアルなものを見て信じないというのは、徳川家康アレクサンドロス大王をリアルタイムで見ておいて、徳川幕府マケドニア帝国も無いなどと言うに等しい。現代に生き、歴史の教科書を見てアレクサンドロスの歴史を知識として知れる立場と、あの時代に生きて目の前で英雄の活躍を見ているのとでは、どっちがリアルに存在を感じることができるだろうか。小学生でも解りそうな話。
 さて、それはさておきこういう話って真面目なJW時代から好きだった。神が居る居ないにかかわらず、もしもの話で色々話すのが好きなのだ。宇宙人の話や超古代文明の話と似ている気がする。少し頭でっかちな人は直ぐに超古代文明や地球外生命体の話をすると、否定したり科学的にあり得ないと論証を重ねてくるが、それではロマンがない。折角なんだし色々な話にロマンを持ちたいもの。しかし、所詮こういう話は現実味が無い・・・もしも、上戸彩と付き合えたら?みたいなレベルか。雑談程度が丁度いい話*1

*1:実際の所組織の目的は何なのだろう?不真面目な人でも頑張れば大丈夫的な物言いなのだろうか。減少する信者を食い止めるための苦肉の策か?