消滅へのカウントダウン?!

Arlecchino2005-12-14

 それは突然訪れた。仕事も終わり疲れて家に帰る最中に一本のメールを受信する。差出人は実家の母親。最近、たわいもないメールが多かったのでまたその手の内容だろうと何気なくメールを開封した。
 内容は少しぎょっとする内容だった。

 元気ですか?最近集会に行っていますか?仕事が忙しくても集会にいかないといけないよ。この前の金曜日のプログラムで終わりの日にあって益々強くあることを励まされました。迫害の無い日本では、それ以外の誘惑が多すぎる。それが逆に迫害以上の試練になり気がつかないうちにサタンの罠に落ちてしまう。気を付けよ、目ざめよ!目ざめよ!霊的な健康に気を付けないといけないよ。目ざめよ!目ざめよ!

 前々からそれなりに、警告的な内容はあったがここまでキョドった内容は珍しい。我が母ながらかなりキテいる内容だ。最近話した時に仕事を理由に集会に行かないことを話したことや、JWの話題が来るとスルーしていたことが大きく影響を及ぼしているに違いない。今までは取り繕って集会に行っているように見せかけていたのだが、正直面倒くさくなってきた。集会にある程度交わっていれば、それなりに体面に気を遣うのだが殆ど関わりが無い会衆に気を遣う必要はない。そうなると、特定の一人である母だけに気を遣うのも面倒くさい。そんな気持ちがあったため、母へのJWメールがおざなりになってしまった。
 相対してやりとりしていると、言葉も直で行き交うので、仮にメールを送って返事がなければ会った時に確かめる事ができ、すれ違いや言葉のもどかしさなども無い。しかし、どうしても遠くにいるとレスが無いことに対して確認する手段もないのでイライラが募る。一種のストーカー的心理。
 一方的にメールを送って返事がないことに逆ギレし、さらにイライラが募ってメールを過多に送信してしまう。母も同じ心理だったのだろう。私のJWの状態を確認したいがメールを送っても返事が無く、電話をかけてもでない。会いに行ける程気軽な距離でもない。一般的な会話には返事がくるのにJWの件だけは返事がない。おそらくJWをまじめにしていないので後ろめたさがあるのだろう、そう予測した母は子を救うつもりで錯乱チックなメールを送るに至ったに違いない。
 母には悪いが、これ以上あまり体裁を繕う気にはならない。申し訳ないが徐々に脱出の手続きを進めさせて貰う。今までは母のために生きてきていたが、これからは私のために生きさせていただく。消滅へのカウントダウンが始まった瞬間だろうか・・・?