JWの辞め方

　しばらく書いていなかったが、何かがあったわけでもないし私生活に変化があったわけではない。相変わらずの生活が続いている。JWを実質的には辞めているが親はこの実態を知らないし、形式的にはまだJWなんだろうな。脱退したいとかって書面で書いているわけではないし会衆に籍はあると思う。
　今はどうしようかな、と考えているのも事実。正直よく分からない。このまま、今の生活を貫いて今の彼女と結婚でもしたら間違いなく自分の親とは疎遠になる。そうなったとき、自分は実質的に孤独にさらされる。何かあがあって彼女ともめたとき、きっと彼女の肩を持つのは向こうの親だろう、しかし私には肩を持ってくれる肉親が居ない。それはこれから生きていくうえで大丈夫なんだろうか？と思ってしまう。
　かといって、親の宗教を支持してもう一回JWに戻りたいなどとも思わない。結局今の彼女を選ぶということは、そこまで考えていかないといけないのだ。相手に宗教が絡んでいる以上単純に好きだから良いじゃんという短絡的な考えにはならない。この辺はきっと、経験がない人でないと分からないだろう。
　それ以外に、将来の生活のことも考えてしまう。今のお勤めのお金で家族を養えるか？とかこれから将来の生活のためのたくわえは稼げるか、親と疎遠になると自分で色々しなくてはいけないので、あれやこれやと思いが頭をめぐってしまう。難しいものだ。
　折角つかんだ幸せが宗教がらみというのは、大変だ。宗教から逃れてきたのに、逃れた先が宗教だったというのは皮肉な話。目先の幸せだけでなくて将来にわたった幸せまでを考えないといけないのが宗教絡みの大変なところ。なんとかいい落としどころを見つけたいところ。