働くススメ

Arlecchino2006-06-27

 働くと言うことは何なんだろう。JWの時はどうしても働くことは生き甲斐ではなく、働くのは生活の糧を得るためであって、仕事に喜びは見いだすなと言うことを強調された。某大手を退職して開拓者をすることや、一流企業の内定を蹴って開拓者をすることが持てはやされ武勇伝として語り継がれた。
 最近社会に戻って思うのだが、やはり仕事が出来ると言われる人間は、オフでもオンな事が多い。どういう事かというと、24時間仕事のことを考えていると言うことだ。凡人はオフだ〜、わーいヽ(^0^)ノ遊ぼうという感じで、やたら羽を伸ばすが、非凡な才を持つ人は勿論遊んではいるけど、仕事のことを意識して余暇を過ごしている。
 つまり、ここまでは仕事ここからはプライベートとして割り切るのではなく、継続性を保ちながらオフもオンも生きている感じがする。だからこそ、仕事で新たな提案が出来たり、仕事で人とは違う視点で物事を提案できたりするのだろう。他人が考えていない間考えていたりするから。そういうことをしないと、なかなかこの社会では生き残っていけないんだなぁと感じてしまう。
 勿論凄い人になると、激務で毎日二時三時帰りなのに、帰ってから勉強をして資格を取ったりして居るという人もいる。どういう頭の構造をしているのか凄い疑問だが・・・。JWでも仕事をしながら集会を支持している人が多いが、会社で名声を得ている人は少ない。どちらか言うと窓際が多い。
 やはり、会社で成功を収めるためには家に帰ってからでも、努力をしている。それをしないとドンドン置いて行かれるのだ。それを知らないで集会を支持することだけに重きを置かれているJW。実際、集会を支持することだけだってかなりのハンデになっている。他の人が仕事出来る時間に帰ってしまっているのだから。
 社会に出て、1,2年は集会を支持することを頑張るがやがて気が付く・・・・集会を支持していると出世できないことを。一方で会衆でも奉仕時間が足りていないということもあり、奉仕のシモベになるのも遅くなるので、会衆でも取り残される。結局会社でも、会衆でもどっちでも中途半端な存在になってしまい自尊心を保つことも難しくなる。
 そう言う意味で、社会で働くということはエホバの証人の場合はかなり困難を伴う。そのリスクを抱えて仕事をしますか?今このブログを見ている大学生や就職間近の人が居たら、こう勧めたい。まず、集会支持には重きを置かず頑張って働いてみてください。それから、空虚だと感じるならば会社を辞めればいい。会社はいつでも辞めれるし、JWに戻ることはいつでも出来る。だが、JWから社会に戻ることはかなりの困難を伴うし、うまくいくとは限らない。