続・地域大会

Arlecchino2006-07-05

 地域大会と恋愛は切手も切り離せないネタなので、少し記述してみたい。勿論普段からの積極的な関わりが大事なのだが、少しお祭り気分で高揚している地域大会はまたねらい目なのだ。
 私はコメントに書いたが、基本的にビジュアルに自信があるわけでもないし、誇れる才覚があるわけでもないので、やはり戦略的に攻めることをモットーとしていた。将を射んとせばまず馬を射よではないが、好きな子を落とすには母親を落とすことが肝心だ。女の子が男親の言うことよりは女親の言うことを聞く傾向がある。
 そこでまず、女親と親しくすることから始める。勿論狙っている女の子とも親しくはするのだが、女親を落とす方が先なのでどこかに出かけたときは、その女の子におみやげを買ってくるというより、その家に買ってきて、母親に渡したしたりする。すると、母親は「あら、良くできた子ね。しかも、うちの子に必死で渡すんじゃなくて私に渡すなんて欲望だけじゃないのね」という思考になり結構ウケがいい。
 こんな感じで地域大会でも、まず狙ってる子と話すのではなく親と話して何時に来ました?とか今日の午前中のプログラムとか・・そんなことを話して、会話を温めた後に狙っている子と話してみたりする。これには、単に母親にアピールするだけでなく、コソコソしないで、正々堂々と娘さんにアタックしますよという意味にもなるので、母親は安心してくれる。色々な意味で効果がある。
 普通に考えると、JW二世で、集会に真面目に来てていわゆる模範的な子で母親と仲が悪い女の子はそうはいない。父親と不仲なのは結構いるのだが、母親とは結構特別な関係らしい。というのは私の過去の経験で、そうではない人もいるだろうが、結構そう言う人が多かった。
 地域大会では、そういう接し方以外にも誰かがバプテスマを受けると言うことになると、一緒に見に行こうなどと誘ってみたりして大会内プチデートを楽しんだりしていた。
 でも、一番ゆっくり交われるのは大会が終わった後の、自発奉仕とかの時間だ。私がちょっかいを出した姉妹達は大概がシモベか長老の娘でもあったので、大会が終わった後すぐに帰らないで家族は絶対会場にいる。そこがねらい目。人も減ってかなり探しやすくなるので、適当に会場を歩き見つけては声をかけてその日の大会の話や適当な雑談をしたりしたものだ。
 今思い出しても、その時の色々な戦略は恋愛だけでなく日常生活の仕事の中でも生きている。JW人生も全く無駄ではなかった。色々な制約があったからこそそれをかいくぐって自分の好きなことをしたので、色々なスキルが身に付いたと思う。感謝はしないが、全てが無意味とは思えないのも、こんなことがあったからだろう。