丁度良いのが無い

Arlecchino2006-07-20

 どこかのどなたが、JW関係のリンクを作っており、それの中に私のブログもあったが、他の方々のブログもたくさんがあった。殆ど全てを一回は目を通してみた。
 大別すると、幾つかに分けられるのだが大まかに分けても批判系は強烈な批判が強い気がする。なんというか、JWを達観して見てたり冷静に見ているブログが少ない気がする。思いっきり怒って恨み辛みを放出しているのだ。あとは、ちょっと病んでおられてそれについて綴られている方。逆に擁護系はエホバマンセーすぎて、これもこれで偏りすぎている感じになっている。
 明るく楽しくJWのことを批判するなり、褒めるなりどっちでもいいのだが、そういう面白い視点で書いている人がいない。それだけこの組織にいるとそういう視点が無くなるのか、そういう視点を持つ人はブログなど書かないのか解らないが極端に少ない。
 一人縁があって、知り合ったハナさんはかなり面白い視点で日記を綴っており、コミカルだし前向きで笑えてしまう。見ていてそうそう、と共感できる部分が多くて面白い。こういうブログがもっと増えて欲しいものだ。
 私自身そもそも、何がきっかけで書いたかというと、そういう面白いブログが全くなかったからだ。だったら自分で書いてやろうというのがきっかけ。強烈な恨みや暗い背景がなくても、もっと達観しておもしろおかしく書いてやろう。神学的な論争もできないし、そんな知識もないが、もっと身近で親しみやすい割り切った視点で書いたブログを目指す。そんなのがきっかけだ。それが出来ているかどうか解らないが、これまで一年半近く書いてきたが多くの方々から感謝の言葉を頂いた。これからも出来る限り続けていきたい。
 糸井重里氏がこの前どこかの雑誌で書いていた。素人がブログを書くのは一年が限界。なぜなら所詮素人。アウトプット出来るだけの情報なんて最大でも一年くらいしか持ち合わせていないそれ以上は、単なる記事に対する批評だけのブログになるという。確かに、色々なJW系ブログも出だしこそ調子がいいが、一年持たずに消えているものが多い。私も就職したこともあるが、大分ネタが無くなってきつくなってきた。だが、出来る限りは続けていきたい。JWというネタに絡めて。
 冒頭のJWリンクに入っていないが、JW擁護系で面白いブログがある。一人のJWが葛藤しながらもやはりJWに留まり続ける様子をずっと綴っている。JWだけでなく、趣味のこととか、日常のささやかな事を書いてあって面白く定期的に購読している。私のような人間が読んでいる事が解ったら、辞めてしまうかもしれないので、どこでも宣伝せず私だけがこっそり見ている。恐らくエホバというキーワードでも引っかからないので、知る人ぞ知るといったところか。この方もかなり昔から書いている。ネタに固執せず、ありのままを自然に書いているからだろう。批判・擁護と立場は違えど、そんな雰囲気でこれからも綴っていきたい。