親のスネかじり

Arlecchino2006-07-19

 JWにはスネかじりが多くいる。立派に働けるだけの体や時間や、その他の条件が整っているのにだ。それも偏にJWの甘やかし体質が根幹にあると思われる。甘やかす体質がJWという組織には蔓延している。今日はそんなお話。
 まず、一人暮らし率の低さ。世間でも、30才になるまで一人暮らしをしていない人はどこかオカシイ。会社に、やはり27,8で一人暮らしをせず親元に居る人が居る。そう言う人はやはりどこかがオカシイ。一言で言えば甘いのだ。それもそうだろう、ゴミ捨てもしなくてもいい、光熱費も払わず家賃も要らない生活。食事だって出てくるからそれほど苦労しない。家にお金を入れていると胸を張るおバカもいるが、雀の涙程度のお金など家賃分にも相当しない。
 そんな生活をして、仕事だけに専念すればいいのだから、これ程楽な事はない。つまりそれだけ、仕事外業務量も少ないからあまり私生活では困難にも遭遇せず、危機回避能力が薄れ甘くなる。私の持論では、困難に直面して危機回避能力が発達することが大人や、出来る人になっていく事だと思うのだが、一人暮らしをしてない人にはこれが著しく欠如している。
 JWではこの点がかなり顕著。私の地元では開拓者とかで、お金が無いという理由で家から出ない人が圧倒的に多かった。親元に居て、親にろくにお金も入れず、自分は好きな車を乗り回したり、一人ファッションショーでお金を使うだけ。食事はタダで貰う。バイトだから職場もぬるいし、奉仕なんてノルマがあるわけでもないので何も辛くない。時間なんて、入れることに意味があって配布することに意味はあまりない。これでは成長するわけがない。親も親で集会に行き開拓者な子供を褒めるので益々調子づく。
 確かに、一人暮らししているJWも居る。だが、圧倒的に同じ会衆にしている率が高い。意味があるのか?あの一人暮らしに。もちろん、家賃や光熱費は払っているんだが、それをしているだけで「おれって大人」的な顔をしているJWの率がなんと高いことか。親と同じ会衆で一人暮らしなんて、はっきり言って部屋が空間的に遠いだけで、観念的には一人暮らししているとは言えない。何かあるとすぐ差し入れがあったり援助という名の甘やかしがある。親以外にもすぐに助ける人がいる。こんな状況では育つものも育たない。
 とまあ、さんざん批判してしまったが、一人暮らししているかどうかが大人になっているかどうかを見極める一つの指標なのは間違いない。この意見を否定する方も大勢いるだろうが、私自身が見てきた過去の歴史ではこの傾向が強かった。
 JWの中ではたまに、仕事が出来るはずなのに全時間の仕事をせずかといって開拓者もせず、バイトでおりたまーに補助をしてる中途半端者がいる。そして、なぜかこういう人ほど一人暮らしをしてない。駄目駄目の典型だ。こういう人は見かけは大人なのだが、中身はものすごい子供な事が多い。世間に出て荒波に揉まれないで育っているからだろう。そんな人が次代のJWを担っていくこれから。組織はまともに動くんだろうか。世の中で揉まれていた一世と違いぬくぬく育ってきた二世。JWの世界でも団塊の世代がだんだん引退していく、私たち世代のJW二世が組織の派遣を握るときいったい組織はどうなっているんだろう。