急展開後停戦

Arlecchino2006-08-14

 母から突然いつもの聖句以外に詰問のメールが長々と入る。よくぞ手でここまで打ったと言うくらいの量。星新一の本なら2話位にはなりそうな文面だった。
 内容は最近あった会衆での離れた子がロクな人生を送っていない実例や、この組織から離れても生きることができないということ。勿論、錯乱的な分ではないのだがやはりJWだなという感じの内容。
 また、これはお約束なのかもしれないが私に女がいて、その女にたぶらかされたから今回の一連の行動が起きたという推察も入っていた。きっと母親としては女にたぶらかされたとか、そういう理由でもなければ息子がこんなこと言い出すワケがないという思いがあるのだろう。
 JWの親は短絡的にこういう結論を出し過ぎる。というかこういうところに理由が無い限りいきなり我が子が離れたいなどと言い出すわけがないと思っているのだろう。浅い。
 また、以前男ができて離れた地元の姉妹の例を出して、姑息な真似とか裏切り行為などと罵りながら、私も同じような理由で離れるのではないかと独自の理論を切り出してきた。
 これを見てつい私が感情的になりメールを返してしまった。この日記で繰り返してきたような事を理路整然と母親に返した。これが少し失敗だったかもしれない。
 夜になり実家の姉から連絡があり、姉が言うには

あんたが、凄いメール送るから母親が断絶の意志ありと見なして、白黒をはっきりつけるために長老に訴えようって動き出してるよ。

とのことだった。断絶などに後悔はないのだが、今ここでいきなり向こうに先手を打たれるのは少々まずい。なんとかして食い止めようと思い慌てて母親に姉に説得されて考え直した的なメールを送った。そして、感情的になってついかっとなって変なメールを送ったということを書いた。
 その後、母が、これを見て安堵したわけではないが、姉からは一段落はしているという連絡は受けた。一応停戦。しかし、母が相変わらず疑心の目を向けているので気を付けるよう姉からメールがあった。
 姉はこうも言っていた。

あんたは、穏便に消えようとしてるんでしょ。であれば、ああいうメールは逆効果よ。あんなメールを送られたら、JWとしては不品行を目撃してるのと同じだから、あなたを訴求するしかなくなるのよ。だから、あんたはひっそり居なくなりたいならまず集会に行かない既成事実を作り、その上で消えていけば良いじゃない。今みたいなことしてたら断絶あるいは排斥よ。そうなったら家族としては公につきあえなくなるんだから、そこら辺考えなさい。2ちゃんとかではもっと上手い消え方勧めてるんじゃないの?

さすが我が姉・・・2ちゃんを出してくるとは。と感心しながら私が今回取った行動が限りなく断絶一直線だったなと反省した。
 しかし、考えてみたが確かに今回少し早計だったきがする。断絶などしてもいいよ思っていたが・・いざ目の前にすると少し避けたくなる。それはJWに名残があるからではなく、家族との絆が断たれること。家族との関係が絶たれることがこれほど突然来ると解ると少しびっくりしてしまう。JW問題・・・難しい。この問題取りあえず小康状態。今しばらくは落ち着いた戦略を考えていこう。