選択の結果

Arlecchino2006-08-17

 これからのことをふと考えた。人間せいぜい80年位しか生きれない。もっと早く死んでしまう事もあるだろうしそう考えるとそんなに残された時間はない。あと50年位か。
 そう考えると、自分の残りの人生を如何に過ごすかは大きな問題だ。今、私の将来には二つの道がある。エホバの証人に復帰して、自分を殺しながら楽しみを見つけていく方法。もう一つは、エホバの証人と袂を分かち家族とも音信不通になり一人で生きていく道。
 これから、結婚などになったとき、またそこで問題は起きるだろう。

私の家の両親は式には来ないと思います・・・。

そんなことを相手の親に告げれば親はきっと「なぜ?」と言うだろう。そこで話さねばなるまい、その時に相手の親になんと言われるのだろう。きっとそれがきっかけで相手の親から破談にされることもあるだろう。
 自分の親族が居ない結婚式など何が楽しいのだろう。JWを選べば親族が来るだろうが、その代わり自分の満足感は得られない。
 結局は自己責任という事になるのだとは思う。自分が決定するならば、その出した答えに後悔はしてもいいけど、誰かに恨みをぶつけてはいけない。後悔も恨みも全て自分の中に納めなければいけない。
 私が今、こうして騒がせたために母親は実家でかなり神経が参っているようだ。確かに、体がそれほど健康ではなかったがこれを契機に一層からだが悪くなっているらしい。これがきっかけで母が亡くなってでもしまったら私も良心に苛まれるかもしれない。
 親孝行したいが、JWというのは人生そのものを変えてしまう決定になるので、なかなか承伏できない。母は私にこの前こういった

あなたにエホバの証人を続けていく気がないならば、あなたを審理委員会にかけなければ。あなたが、今後どこかでJWの人たちに会ったとき背教的な事を宣伝されては困るから、皆にも背教者だということを伝えなければ

なんか悲しい・・・。この数十年の付き合いは何だったんだろう。親から我が子の人生を絶つ為の算段を聞かされるなんて。親の立場も解るが、それでも、こういわれるとあの言葉を思い出す。神が殺せと言えば殺すのかという問いに母が殺すと答えたときのあの事が。