付き合うということ

Arlecchino2006-09-27

 まだ、私が女性と付き合うとはどういう事か知らなかった時、気の合うおばさん姉妹等と恋愛の話をしたことがあった。その姉妹は、三人の子供の母親で旦那さんが未信者というごくごく一般的なJW妻。
 その姉妹曰く若い頃は相当遊んだらしくて、男を一杯股にかけたという事を自慢げに言っていた。私から見ると失礼ながらその姉妹は大体50〜65点ラインなので、あまりもてるようには見えなかった。なんでこの姉妹がモテるのだろう?疑問に思っていた。その姉妹以外にも、何でこの人が?と言う人がモテる事が多くてその原因を考えていた。
 しかし、色々な事を経験するうちに、一部の超モテゾーンの100点クラスの女性は別として、女性の場合そこそこの顔であれば、逆に男性としては落としやすいと考えて声をかける率が高まる事実に気が付いた。男性は、つきあえないと解って声をかけることは意外に少ない。大概勝算を見込んで声をかける。そうすると成功率を高めるために、ビジュアル的に平均よりちょい上位を狙ってみる。平均以下はプライドが許さないという実に身勝手だが、そういう考えでちょい上狙いになるのだ。
 それが50〜65点ラインの人たちなのだ。ところが、こういう風に言い寄られる側は、自分が単純に魅力的でモテていると勘違いしてしまう。だって、声かけられる相手の質はともかくとして、兎に角量は多いからだ。
 ぶっちゃけた話をすると、平均値以上の顔でスタイルが普通だったら、男性にその気がある態度さえ取れば大概の男性は落ちてしまう。男性は、その女性の全てが好きとかではなく、単に付き合いたいという思いしか先に来ていないので、特に世の中のように、付き合ったあと別れることが可能な世界では当たり前のようにこのような付き合いをする。誤解を恐れず言うならば男性は結構下心で動く。だから、付き合うときも女性の内面とかよりは、どちらかというと衝動*1が先にきている事が多い。それだけが目的。
 それを解ってないで、自分はモテモテだったと勘違いしたまま大人にあっていく女性が多いように思う。こうなると自分は美人で支持率が高いという勘違いも多くなる。だからだろうか、平均点ちょい上の女性ほど性格が悪くて、勘違いの人が多い。若いときは、体とか色気を使えば男は幾らでも乗ってくる。だから、その手の女性はおばさんになったとき魅力がまるでない人が多い。真のモテではないからだろう。若さだけのモテならその気になれば誰でもできる。
 冒頭のそのおばさん姉妹も自分で散々モテ自慢をする割には魅力がない人だった。若いときモテたのも、そういう体目当ての男性が多かったからだろう。付き合うということ、それは、男女双方の思惑が入り交じった恋愛劇場。しかし、男性は女性が思っているよりずっと下心の固まりなのだ。それを見極めないと自分のスペックを勘違いしてしまうことになりかねない。

*1:世の中的には体目当て