JW的性生活

Arlecchino2006-10-01

 性生活という問題は何も世間に限ったことではない。どこにでもある話。だが、現役JWの中ではまず間違いなくこの話題大っぴらに話題に上ることはない。友人同士もともかく、家族の中でもあり得ないので、正直な話真面目なJWといわれる人たちがどこでこの手の知識を仕入れているのか気になる所だ。恐らく現役JWの中では絶対この話題は扱われないと思うし、何より、脱JWした人でも背教的な話題には事欠かないのに、この話題に敢えて触れない人が多いので、敢えて触れてみる。
 よく、本能さえあれば人間は誰に教わらなくても性行為が可能という論があるが、あれも本当なのだろうか。赤ちゃんに授乳させる行為だって、全く見ず知らずですることはなく、産婦人科医や親などの指導があってしているはず。それか、本などを読み予備知識も仕入れるはず。全くのゼロベースからの子育てがあまり無いのと同じ。
 性生活については、本来真面目なJWなら聖書の中にあるトンデモ性行為の記述以外ではものみの塔や目ざめよに控えめに出てくる、性行為の記述くらいしか知識として仕入れるはずがないので、本当はあまり知る事がないはずである。
 真面目とされている、兄弟姉妹がどういう形で初夜を迎えているのか正直興味はあるとことろである。また、初夜に限らずだが、その後の性生活をどの様に送っているのかはもっと興味がある。あまりこの手の話題を聞かないので余計である。私の読みでは、きっと成長する過程でドラマも見るし、色々な他の情報も見るから、それなりにどういう事をするか位は解っているだろうと一般的な結論に至る。私自身も思春期にそういう本を見た覚えがあるし、テレビとかでそういう話題や場面が来ると見てしまいそういう方向から、この手の知識を仕入れた気がする。
 性生活では、どこまでJWがしていい性行為があるかなどの線引も気になる。以前アメリカのJWで口腔交接をしていた人たちが罰せられたような記述を見た。そんなことが罰する議題になるのか・・と正直驚いたものだ。口腔交接についても一般的な性生活では結構当たり前になっている気がするので、JWの中では禁止というのはやはりローカルルールな気がする。というか、日本のJWは口腔交接はしていないのだろうか?ここも非常に気になる・・。というか、本能で知る行為なのだろうか?とまあ、疑問は尽きない。
 世の人より性が遠いところにあり、結婚するまでは絶対に性行為をしないということが大前提になっているので、結婚がイコールで性生活になってしまうのもJWならではだろう。だから、どうしてもJWが結婚すると聞くと、つい、そっちの思いが先にきてるのかな、等と思ってしまう。
 世の人なら、性行為が絶対したくてそのために結婚するということはないのだが、JWの場合結婚以外に性行為する機会がないので、結婚がそういうイメージになる。よく考えてみれば、結婚して初めて体の相性も解るというのは酷い話だ。それで、駄目だったらどうすればいいのだろう。よく破綻するJW夫婦も見るが、表に出ないものの性生活が原因というのも多いだろう。
 普通、30歳位になって職にもありついて自立もしていると一人前と見なすものなのだが、JWの場合結婚していない兄弟がいると。つい、童貞なのか、という目で見てしまう。童貞が駄目な事とは思わないが、真っ当なJWだったら当然性行為もしてないし、大人な恋愛もしていないことになるので、30歳でそれか・・と逆に気持ち悪くなってしまう。世間ではよっぽどの人でないくらい、30歳で恋愛未経験などまず無い。逆に世でそうだと、ちょっと性格に難がある人が多い。
 太古の聖書の記述で童貞を守ることがいいとか、そんなのがあったからそれを現代も守り通すというのは、如何なもんだろうか。しかも20代くらいならまだしも、理論上は40歳でも未婚なら、童貞処女ということになる。みるからにおじさんおばさんなのに、その手の経験がいっさいないというのは・・・申し訳ないが、少し引く。放縦な性を推進する気は毛頭無いが・・・何事も経験だと思う。受験勉強もそうだが、人間が誰しも通るべき道があるはず。それを通らないと、やはりどこかオカシイところが多い人間になるのは否めない。
 この手の話を共に初体験だったJW夫婦にぶっちゃけてして貰いたいのだが、特に性という話は世の中的にもタブーっぽいところはあるので、聞くことはこの先もないだろう。周りから、推察していくしかない。10月初めての話題がこの話題で恐縮だが、他の方のブログを見ていて共感を覚え、長年疑問に思った事をつい記述。