納豆スキャンダル

Arlecchino2007-01-18

 世間であるテレビ局が作成した番組のデータが嘘だったことが騒ぎになっている。ねつ造が明らかになったことで、これに踊らされていた人々の薄っぺらさが明かとなった。主婦などがこぞって納豆を買いあさり、一時期大手スーパーで納豆が売り切れたらしい。情報に踊らされる民衆の典型的な図式だろう。実家の母からも納豆が良いのよと連絡が来るほどだった。その母も今回の報道後は何も連絡がない。
 健康問題といえばJWでも必ず話題になる。主婦の間で、高価な宝石やブランド品を買いあさる事はタブーであり、それで盛り上がる人間はいない。だが、健康という錦の御旗があればJWも結構金をつぎ込んだりある種行き過ぎになることも許される。過去何回もJWの中では健康に纏わるグッズ販売が行われてきた。
 JWの中で健康関係の商法が幅をきかせていたのは、ただの偶然なんだろうか?そうは思わない。結局この集団のコアは主婦そして、その主婦は健康に人一倍関心度が高い。しかし、世間でもJWでも何かにはまる人間は、他の何かにもはまりやすい。その情報が正しいかどうかは関係なく、自分にとって正しいと思えたら猪突猛進に走る。
 JWに入りやすい一世の人間は元来、その手の正しいと思えた事への猪突猛進度が高い人間なのだろう。だから「あるある大辞典」だろうが「エホバの証人」だろうが関係なく正しいと思えたら、それに向かってまっしぐらに走る。そして他人からそれを信じすぎる事への批判を貰っても、それを否定してなお信じて走る。
 その新年は間違ってないが、信じる対象がおかしい。それは今回の件でも証明されたのではないだろうか。誰かが、こうおかしいと証明するまでは目が覚めない人間が多すぎる。今回だって、この件がなかったら納豆は凄いということだけが一人歩きして終わったはずだ。まあ、きっとJWのこと今回の件があっても自分には当てはめず、結局都合のいい結論を導いてあるある批判になるのだろう。
 目ざめるのはJWの方である。早く目ざめて貰いたいものだ。納豆だからJWだからは関係ない・・・その真実を見抜く目が無いその目が早く目ざめることを願ってやまない。
 ちなみに、納豆は健康には良いと認識している。