決別の時

Arlecchino2007-04-23

 遂にというかとうとうというか、長らく葛藤していたあの問題に決別をした。それは何度もこの日記で触れていたあの彼女の話。結論から言えばタイトル通り別れることとなったた。いや、なったではなく別れたというのが正確なニュアンスかもしれない。
 私は、彼女に限らず親しくした人間に対してこれでもかと言うくらいにマメに親切にする。彼女であればことさら輪を掛けてそれをする。それは当たり前のことであて、自分の中では何ら不思議なことではない。アガペーだかエロスだかしらないが、愛したのなら友であれ彼女であれ、親切心を示すのは当然のこと。
 キッカケは、何のことはないいつも言っている宗教問題だ。あれさえなければ一生を添い遂げても良いかなと一時期は考えたくらいだった。でも、宗教は人の心の奥底と密接に関連しているのでお金にうるさい宗教だったら必然的に金・金・金という考えになる。どうもJWで生きてきたせいか金に執着しない私はそれに相容れなかった。
 加えて、どうしても彼女の宗教の教義を受け入れることが出来なかった。新興宗教だからというのもあるんだろうけど、やはりもう宗教はこりごりというのが本音の部分だと思う。宗教に絡むのはもうごめんだ。
 彼女には勿論、宗教が理由で別れるとは言わなかった。他のもっともらしい理由をつけた。私なりの配慮というか最後の手向けというかそんなところだ。正直に言えばいいという意見もあるだろうがそんなことをしても何も生まれない。それに、彼女だってうすうす気づいているだろう。
 とにかく、そんな感じで彼女とのことはケリがついた。もうこのことはこれ以上考えたくはない。一つの節目としたい。これからは宗教お断りの恋愛をしたいものです。