やっていけるのだろうか??

Arlecchino2007-05-10

 脱JWは良いけどその後やっていけるかというのは、辞める前の二世からする大変不安な点である。私自身それは感じていたので、実家にいたとき辞めたらきっと孤立していただろう。しかも実家で親が居る中離れたらそれこそ最悪だ。
 周りからは後ろ指指されるし、親もきっと帰ってくるたびにあれこれと文句を言うに違いない、その中に住んでいたらいたたまれなくなるだろう。まだ、排斥のように解りやすく居なくなればともかく自然消滅だと一応JWということになるので、JWの道に外れすぎることを区域内で堂々ともできない。非常にやっかいだ。
 そんな細かいことまで、当時は考えていなかったが、私が大学進学を契機に一人暮らしをする事になったとき心のどこかで

何か、面白い事が出来そうだ・・・

という淡い期待をしていたことを覚えている。当時は流石に東京に行ってどんな暮らしをするか、私の頭で想像がつかなかったが、やはりドラマとかの影響で一人暮らしや大学生のおもしろさみたいなのを解っているつもりだったから、上手いことやって大学生活を楽しもうとは思っていた。
 結果的に、この行動が脱JWを容易にした気がする。一人暮らしして、しかも遠隔地になると当然実家のコネクションは使えなくなるので、結果的に一から人間関係を構築せざるを得なくなる。その時、バリバリと頑張るのではなく適当に頑張ることに決めた。大学を優先してJWは二の次にする。また、気が合う友達を見つけて、自分と似た価値観を持っているJW友達を作るようにした。
 その結果、当時知り合った3人の友達は今全員私と同じように離れている。私が別に引き離した訳ではないのだが、結局当時からその3人も離れたいとは薄々思っていたのだろう。そこに、異星人のように私が現れてあれやこれやと脱JWへの道を加速させていった。東京の会衆でも、私のようなタイプは希有であったようで、それが周りの似た価値観の人を脱JWへと誘引していったようだ。皆でわたれば怖く無いではないがその心境はあった。私も逆に友達から力を貰っていたので、それはお互いに上手く作用していたのだろう。
 卒業が近い頃には完全に、その仲間とは離れることで話をしていた。いつからそう思っていた?なんて話で盛り上がったりすることもしばしばだった。脱JWしてもいいように大学でも友達を新たに作り、その友達との関係も未だ継続している。そして、一人で生きていけるように稼ぎもある職種に就いた。それら全てが上手く回ったので今、脱JWして孤独にならないのだろう。
 脱JWするには事前の準備などが非常に大事なのだ。私のやり方は一例なので、必ず一人暮らししなければ行けないかといえばそんなことはないと思う。何かやり方があるはずだ。脱JWに関して色々な方の経験も伺ってみたいものだ。