ある訃報

Arlecchino2008-01-04

 暫くアンチJW系のHPを見ていなかったので知らなかったが、アンチ系ではかなり有名な管理人の方がおなくなりになったようだ。去年のことだったので今更な気もするがネット上でお見かけしたのでこの話題を。
 何回もHPを拝見させていただいて、色々参考にさせていただいたことも多かったし色々熱心に纏めておられたのでその熱意に脱帽だった。派手さはなかったが、文書から力がみなぎってくるのが分かった。
 私自身はJWであったとき虐待とかおかしな扱いを受けたことが無かったせいかすべての共感が出来たわけではなかったが、そういう人がいた事は自分の周辺でも知っていたし、そういう扱いを受けた人たちの上に今でもJWという過去が重くのしかかっているのは事実。少しでもそういう方々が自分の生きる道を探せるといいのだが。
 自分は幸いにしてというか、思えば子供のころからハルマゲドンも信じていなかったしエホバに見られているという感覚もまるで無かった。親の教育が正しかったのか間違っていたのか分からないが、科学的な教育が好きだった母のおかげで超常現象的なことは信じない思考が確立していた。そのおかげで、変な迷信に縛られなかった。その思考は今にも生きていて、社会生活する上で変なことを余り感じないで受け流すことが出来ている。
 話は冒頭に戻るがきっと亡くなられた管理人の方も、自分として出来る限りのことを道半ばではあったもののやれたに違いない。何かを残すことが出来たのは間違いない。多くのJWや元JWにその心意気が受け継がれてJWが変わるような将来が来ることを願うばかり。