JWの匂い

　この間、休みの日にあるスーパーの駐車場で姉妹らしき人に遭遇した。もたいまさこ風の感じ。全然縁もない土地だったので、知り合いとかではなく直感でJWだと思っただけのこと。ただ、あのJWのおばさん姉妹がする独特の服装をしていて、頭に白い帽子を被ったり、手に手袋をしていて、肩からバックを提げて中には例の雑誌が・・・。
　車の後部座席には不活発っぽい高校生くらいの女子が座っていた。髪が茶髪で少し反抗的な顔をしている子だった。ああ、こういう子がにいたなぁと、そんなことを思い出したりしてどこか懐かしくなったり。
　今にして思えば、ああいう反抗的な顔した子はどういう気持ちで集会とか奉仕に来ていたんだろう。たまに集会とかにくると凄く褒められていたりしていた。そして、そういう子はやっぱりそういう子同士で集会場の隅っことかで話してたりしていた。
　駐車場で見かけたその子とお母さんは余り仲が良くなさそうだった。お母さんも典型的に奉仕が大好きそうな感じの人だった。髪を振り乱しお化粧もあまりしない感じで幸薄そうな感じといえばいいだろうか。今日もきっとどこかで祈ったり集会に参加しているのだろう・・・・。あの親子は報われるのだろうか。