ハルマゲドン？！

　丁度今から９年前の事件だったか。NYの貿易センタービルに飛行機が激突して同時多発テロが始まった。たしか記憶では深夜だった気がする。テレビの前に張り付いて事の成り行きを見守っていた記憶が。
　当時は人生やり直し中の大学生だったので時間はたっぷりあって、その時間を使ってテレビを見たりネットを見たりして情報を集めていた。合間に友達と連絡を取っていたが、その中で何人かJWが居た。
　連絡があった中にJWの兄弟が居たのだが、彼は「うわ、これハルマゲドンがきた、と思ってしまった」等と言っていたのを覚えている。ハルマゲドン？これが？JWはすぐハルマゲドンハルマゲドンと、言い出すけど、雑誌に書いてある描写だともっと世界的に何かが起きるからこういう局地的なものではないような気がする。と思ったが余りに興奮しているので特に反論もせず。
　それから、９年。あれ、何も変化がなかった気が。JWの最近の教義はよく解らないので、何とも言えないが、また修正とかしたんだろうか。子供の頃から、何か戦争があると終わりの日が・・・なんて言われたけど、世の中その時代から全く変わっていないし。自分の家族は相変わらずまだどっぷり浸っている。なぜ気がつかないのだろう。
　ハルマゲドンは、なかなか来ない蕎麦屋の出前みたいだ。「今出ました」が口癖。