あけまして

Arlecchino2011-01-01

 本年もよろしくお願いします。この日記も今年で、7年目。2004年に生れていた子供だって小学2年生になっている位の年月だ。一つの時代が過ぎ一つの時代が始まるに十分な時間が経過していると思う自分自身もともとこんなに長く日記を書くと思っていなかった。そもそも書き始めた時は今日のような日が来ると思っていなかった。
 大学在学中に辞めると決意して以来、何がどう自分に影響があるかを徹底的に分析した。

JW仲間・・・これは大学卒業と同時に会衆が変わるので影響なしと考えた。それゆえに必ず違う土地へ行くよう就職先を模索した。ついでに何人かJWから世の中へ連れ出してしまった。
世の仲間・・・脱出した時孤独にならないように。その影響を予測して4年掛けて交友関係を温めてきた。地元の友達とも縁を切らないように細く縁を取り続けてきた。
就職先・・・路頭に迷ってJWに戻ることがないようしっかりした就職先を探すように心掛けた。せっかく辞めたのに、JWの方が良かったと思う事がないように、後悔しない良い就職先を探した。
住まい・・・JWが勝手に侵入することがないようセキュリティ万全なオートロックマンションにした。そして、液晶で顔が視認できるところに住む事でJWが来ても排除するようにした。

 結局、親族以外の部分では自分の努力と計画的な努力でなんとか影響を最小限にすることができる事が分かった。詰将棋とかUNOとか大貧民とかの最後と同じで、これを切って、あれを切って最後はこれ、という感じで上がれる手が読めるあの感じに似ていた。
 唯一読めないのが親という存在だった。特に母親は、厄介。がちがちの一世だったからだ。親がどう動くかでその後が決まってしまう。親が縁を切ると言い出したら、せっかく結婚とかできても片手落ちだ。困難だがすべてが丸く収まる道を選びたかった。
 親も段階的に崩していくことにした。結婚より大分前に、一回信じていない宣言をして大モメして、その後継続して、集会にいってないと報告、そして最後に結婚宣言。おまけに結婚式はキリスト教式ときたものだ。
 見ておられる方の中にはうちの親は絶対無理、と思うかもしれないが、そうでもない結局子供が可愛いと思っている親ならその気持ちを逆手にとればいいのだ。ずるいかもしれないがこれも戦術。ただし、親が子供よりエホバが好きだと思っているとちょっと無理かも。
 それを試すためにはこんな質問がいい。私も親にした事があった「エホバが僕(私)を殺せと言ったら殺す?」と言えばいいのだ。そこで「殺す」という親だったら私のやり方は通じない。新しいやり方を考えていくしかない。でも、そこで「殺さない」と言ったらしめたもの。自分の親も聞いたとき「殺さない」と答えた。続けて「仮に殺したとしたら、その後自分も死ぬと言っていた。」そういう親なら私と同じ方法をとれば大丈夫。子>エホバという図式があれば親は絶対子供の行動を支持する。間違いない。
 新年一発目にこんな話になってしまったが、是非脱JWを目指しておられる方はこのやり方を一つの参考として素晴らしい脱JWを目指して頂きたい。