羊を牧す

Arlecchino2005-01-14

 友人が牧羊訪問を受けていた。牧羊って名前どうにかならんか。二通りくらいある気がする。叱責型と激励型。叱責型の方が多いからどうしても悪いイメージがつくのだが。
 知り合いの兄弟が巡回訪問の時に牧羊を受けるということで凄い沈んでいた。頑張ってないのは本人も解るから悪い牧羊と感じたのだろう。結局巡回が疲れたとかでその訪問は無くなっていたが、其れを聞いた兄弟凄いうれしそうだった。
 この前、地元の知り合いが長老の牧羊を受けたらしい。最初は「姉妹最近どうなんだ?」とか他愛もない話から入っていき段々確信へ。姉妹というけどまだ伝道者。バプテスマを受けてない。そこをさんざん言われたらしく、このままだと将来滅ぼされると暗に言われたとか。其れを聞いた姉妹「なんか脅迫めいてて怖かった」と。確かに、バプテスマを長いこと受けないとこういう風に扱いを受けることがある。
 その姉妹ミニスカってほどではないが、JWにしては短い膝ぎりぎりのスカートを履く。そしたら、そこも指摘されたみたいで「姉妹ってスカートが短いですね。ああいう風に履いてると兄弟たちが戸惑うので。」とやんわり禁止命令。青木さやかじゃないけど・・「どこ見てんのよっ!」状態。胸元が開いてるとか、スカート短いって、あんたら他に見るところないのかね?って感じですね。会衆の派閥争いとかは全然治めないくせに、どうでもいいところは指摘。お上ってのは国でもJWでも叱りやすい所から叱る癖がある。
 もう一人の姉妹は、最近仕事が忙しくて集会に行けなかったようで、半年くらい経ったので牧羊という名のおしかりがあったようです。「姉妹このままだと霊的に死んでしまいますよ。」と言われたとか。うーん・・死ぬ。とか滅ぼされるとか物騒な言い方しないでもいいのでは?本人たちにはそんな気ないかもしれないけど脅しですね。霊感商法とかが「この壺買わないと地獄に堕ちる。」系の発言と似ている気が。
 向こうは気遣いのつもりなんだろうけど、牧羊ってもうちょっと遣り方がある気がする。こんなんじゃ益々若手がJWから離れていくだけだろう。