脱退の定義

 勿論正確に脱退するには、辞めろといわれる排斥か、辞めるという断絶の二つだけ。でも自然消滅も事実上の脱退だろう。しかも、あまりハレーションが大きくない脱退になる。

 結婚をもって脱退した場合は、今後これ以上何かで罪に問うことが難しくなる。なぜかといえば、結婚した場合は性行為は当然ありになるため、最も排斥に繋がりやすいような行為についてのお咎めするための根拠がなくなるからだ。勿論、タバコを吸っていたり背教的なことをしていたら話は別だが、わざわざかかわりを持って背教するようなアホも少ないだろう。
 
 事実上、結婚してしまうと何らかの罪で検挙することが難しくなる。後は、自動的に人々の記憶の中から消えていけばいいだけ。何も言わず会衆からいなくなればそのうち誰も訪問しなくなるだろう。

 とはいっても、どこかで知っているJWに会ったら、その気まずさはやはりあると思う。余り地元でうろうろしないことが大切だし、余り地元に帰らないほうがいいのかもしれない。羽を伸ばすなら自分の住まいの近くで。