結婚式も滞りなく

Arlecchino2009-03-01

 結婚式は色々もめることがあったが、結局事なきを得て無事終えることが出来た。最大にもめたのは、やはり何式で挙式するかだった。人前式にしてほしいというのが、普通のJWの意見なのだろうが嫁側はその理屈が分からず、キリスト教式がいいという。キリスト教式なら親は出ないという自分の親。
 色々意見が分かれるところがあるだろうが、結局キリスト教式で挙式してしまった。そして、家族も全員出席した。すべてが丸く収まった。昔から疑問に思うところがあったが、式自体が何式だろうとそれを許容しなければいいだけの話ではないだろうか。
 卒業式だって、国旗掲揚があるが式自体には出席している。そして、国旗掲揚の際に国旗敬礼しなかったり、校歌斉唱とかで歌わないことで式参加はOKという認識。だけど結婚式だけ、教会式だから神前式だからNGというのはおかしい理屈。それを軸に話を展開して、長老の見解のもと他人に躓きをあたえないであろうことからOKとなった。少なくとも、世の人との結婚を認めて祝福したことで、家族が何かしら特権があった場合は罰せられるのだが、幸いうちの家族はいい意味でそういう特権はないので家族が罰を受けることも無かった。とはいえ、エホバ100%の母親にとっては参加してることは耐え難いことだったと思うが。
 しかし、不思議なのはJWという人種は仏教とか神社とかは忌み嫌うくせに、キリスト教式には結構肝要な気がする。きっと見た目の美しさがあるんじゃないかと思うのだが、そこらへんの根幹はJWとはいえ日本人なので普通の日本人と同じなのだろう。チャペル結婚式にあこがれる女子は多いが、神社での挙式にあこがれる女子は少ないだろう。最近は、沢尻エリカの影響もあって神社も人気があるそうだけど、あれも一過性かと。
 とにもかくにも今年初頭に無事結婚式も終わり、新しい親族同士としての生活が始まった。習慣が違うので、JW故に結構もめることが多かったがそれは別項で。